今年、企業に入社された新入社員のみなさん。
入社して半年以上が過ぎ、間もなく2年目を迎え、
「新人」という初心者マークが外され、新入社員が入り後輩ができます。
そんな社会人2年目を迎えるにあたって、不安はありませんか?
新人のうちにやり残したことはありませんか?
実は、この記事で紹介する「社会人2年目の教科書」の内容を実践すると、社会人2年目でやるべきことが明確になります。
なぜなら、私も実際に実践して、脱・新人のマインドを得ることができたからです。
この記事では、社会人2年目でやるべきこと3点を紹介します。
記事を読み終えると、きっとあなたの目標は明確になり、2年目に向けて明日からの行動が変化するでしょう。
1.質問・相談の回数を減らす
需要な問題報告などはともかく、先輩や同僚に質問・相談の回数は減らしていきましょう。
なぜなら、質問・相談をガンガンできるのは新入社員だけに許された特権だからです。
よく考えてください。あたなは今年、どれだけの人に、トータル何時間、質問・相談をしていましたか?
例えば、大体3人の先輩に、1日あたりにそれぞれ15分ずつぐらい相談していた場合、
1年稼働日240日として、
240日×0.25時間×3人 = 180時間 ≒ 22日
およそ22日分、つまりバリバリ働いている人が1か月分働いていないのと同じだけ時間を奪っていることになります。
つまり、それだけ会社として利益をロスしてでも、新人に投資をしてくれているわけです。
ただ、これを2年目も3年目もやっていると、ロスが増えて投資としてマイナスになってしまいます。
また、質問して答えを貰って課題を解決しても、なかなか自らの課題解決力はつきません。
ですので、自ら考え、自ら行動する機会を増やし、
先輩の時間を奪うのではなく、自分が周囲に貢献できるようにしていきましょう。
2.新入社員とコミュニケーションをとる
初めての後輩となる新入社員には積極的にコミュニケーションを取り、サポートしてあげましょう。
なぜなら、新入社員にアプローチすることで、昨年の自分がどう見られていたかを知ることができるからです。
私の場合、比較的自分と似たタイプのおとなしめ新人が入ってきました。
「おとなしい子だなぁ」「ちゃんと仕事できるかな?」と感じていましたが、実際、自分の方がもっと大人しい新人だったと思います。
つまりは、自分も周りからそういう目で見られていたということ。
この客観的事実を知ることができれば、自分の課題は明確になってきます。
3.アウトプットを増やす
会社で活躍し、利益貢献するためには徹底的にアウトプットする力を磨いてください。
なぜなら、成果=アウトプットそのものだからです。
決して成果=労働時間ではありません。
恐らく、新人1年目はインプットの機会の方が多かったはずです。
良いアウトプットをするためにはインプットは必要ですが、
それだけでは質の高いアウトプットができません。
質の高いアウトプットをするためには、徹底的なアウトプットが必要です。
例えば、プレゼン資料をガンガン作る、プログラミングしてソフトをたくさん作る、
情報共有の場で発表の機会を増やすといった行動をとりましょう。
まとめ
上記で紹介した項目は「社会人2年目の教科書」として頭に刻んでもらえれば、
間違いなく行動が変化し、自然と後輩から慕われ、先輩から頼られる存在になります。
最後にもう一度内容を確認しましょう。
・質問・相談の回数を減らす
→新人特権はおしまい。利益を生む側にまわろう・新入社員とコミュニケーションをとる
→人のふり見て我がふりを直す・アウトプットを増やす
→アウトプットは成果そのもの。練習あるのみ
たった1年で先輩社員の知識にかなうはずがないので、質問・相談を減らすのは難しいかもしれません。
ただ、減らすことを意識するかしないかで、自分の頭で考えるクセのつきかたが変わってきます。
自ら考えるクセがついてくると、自分の課題が何か、成果を挙げるためには何をすればよいのかがどんどん見えてきます。
少しずつでも構いません。「自分で考える」ことを習慣化していきましょう。