一般的なPDCAとは
PDCA
ビジネスマンの方はもちろんのこと、
新入社員の方も耳障りなぐらい聞いた言葉ではないでしょうか。
タスクをこなす上でのビジネスフレームワークであるこのPDCAですが、
みなさん本当の使い方をご存知でしょうか?
一般的なPDCAは以下のようなものかと思います。
Plan(計画)
↓
Do(実行)
↓
Check(確認)
↓
Action(行動)
このサイクルをループさせて、
必ず行動に計画と確認をセットで行い、改善を繰り返すという意味ですね。
仕事をしていると必ず計画は立てると思いますが、
その計画がうまくいったかを確認せずに次のフェーズに進んでしまうことはよくあります。
ですので、決してこの一般的なPDCAが間違いだというわけではなく、
この考え方も正しい理論です。
では、本当のPDCAとはどういうものでしょうか。
PDCAの隠された真実
先ほど記したPDCAにはもったいない点が一つあります。
それはこちら
Plan(計画)
このPlanの概念が、「計画」=「スケジュール」
という意味で固定されている人が多いのではないのでしょうか。
Planという英単語には、「案」や「企画」といった意味も持ちます。
つまり、以下のようなループとしても捉えることができるのです。
Plan(企画・提案・仮説)
↓
Do(検証)
↓
Check(確認)
↓
Action(行動)
ビジネスの本質は問題解決、課題可決だということを聞かれたことがあるかたも多いと思いますが、
このフレームワークはまさに問題解決、課題解決に最適です。
PDCAは課題解決のビジネスフレームワーク
課題解決は「仮説」を立てて「検証」することが非常に重要です。
課題が多い場合、解決法が分からない場合、何から手を付けてよいかわからないということがあります。
そういうときはまず「仮説」を立てる。
その「仮説」が間違っていていてもいいのです。
「検証」、「確認」を繰り返すことで本当の解決策へつながります。
例えば、パン屋さんでパンが売れないという問題があった場合、
「値段が高いから売れない」という仮説を立て、「値段を下げて売ってみる」。
その結果、あまり変わらないのであれば、
「さらに値段を下げる」という選択肢もあるし、「見た目が悪いのでは?」、「おいしくない」、「売り場が悪い」
といった、様々な仮説を立てて検証を繰り返すことで真の解決策につながります。
ビジネスマンに限らず、あなたの周りも解決するべき課題であふれていると思います。
ぜひともこのPDCAを活用してみてください。