延々と議論されており、答えの出ない論争の代表格ですが、
「家族持ち」という方にとっては圧倒的に有利な点があります。
さて、どちらが優れているのでしょうか。
住宅ローンを組むなら圧倒的に「分譲」の勝利
家を購入する際、殆どの方が住宅ローンを組むと思います。
その際、団体信用生命保険、通称団信というものに加入を勧められることが多いはずです。
この団信が非常に優秀で、住宅ローンの契約者が死亡したり、高度障害になった場合に、
「ローンの残金は払わなくていいよ!」
という保険です。
多くの場合が金利の上乗せという形で加入できます。
つまり、このローンを組んだ時点で、もし契約者に不幸があったとしても、
最低限、家族に対して住む場所は確保できたということになります。
これがもし賃貸であれば、その時点で稼ぎ頭がいなくなり住む場所も失います。
(厳密には遺族年金等である程度補填は聞きますが…)
こういった点で、家族持ちには、賃貸に比べて分譲が有利だと考えられます。
賃貸でも保険に入っていれば…
もし、賃貸でも自身の生命保険で住宅を確保できる額の保険金が得られるものに
加入されていれば、上記のように絶対に分譲が有利とはいえません。
また、保険金の場合は住宅ローンの残金のように価値が減っていくものではなく、
固定された現金で支払われることになります。
一見、こちらの方が有利に思えますが、家を買えるほどの保険金が貰える保険となると、
保険料がかなり割高になります。
ローンを組めるタイミングを見極める
長い人生の中で長期間のローンを組める期間は限られています。
25歳で35年ローンを組んでも払い終わるころには60歳です。
ローンは借金ですが、ローンを組めるということは信用があるということにもなります。
タイミングを逃さず、適切な時期にローンを組んで住宅を購入するのが
家族持ちにとって重要なことです。