うつで病院に行くことのリスク

うつで病院に行くことのリスク

ちょっと待って!うつで病院に行く前に

仕事、学校、友人、人間関係…近年、うつ病リスクは増え続けています。
老若男女問わずうつになるリスクは存在しており、
特に真面目に考え込んでしまう人、
責任感が強い人がなってしまいがちです。

うつは病気です。
ですが、近年、「うつは心の風邪」という触れ込みによって
カジュアルに心療内科や精神科を受診してしまう方が増えていますが、
そういった方に対する警鐘です。

本当につらい方は迷わず行ってください

もし、本当にどうしようもなくつらい方、
薬の力を借りてでもなんとかしたい方、
すぐに心療内科、精神科を受診してください。

でも、「ちょっと憂鬱な気分」、「あまりやる気が出ない」
「仕事に行きたくない」、「ちょっとお医者さんに相談したい」
レベルの方はちょっと立ち止まって深呼吸。

これからリスクを説明しますので、
それでも問題なければ受診してください。

医者はカウンセラーではありません。

お医者さんにカウンセラーのようなことを期待されている場合、
もしかしたらイメージと違うかもしれません。

色々話を聞いて、いろんなアドバイスをくれるといった
医者もいますが、心身の状態を確認し、
薬を投与、状態を見るというのが医者の基本スタンスです。

ですので、「最初は相談だけでも…」というつもりでいっても、
いきなり薬を飲みましょう!と言われることがあります。

また、精神系の薬を飲むことには大きなデメリットがあります。
それは長期間飲み続けなければならないことがあるということです。
それに伴い、通院も続けなければなりません。
辞め時もわからなくなることもあります。
経済的にも大きな負担になりかねません。
薬を飲むことに対しては慎重になりましょう。

あだある、意外な巨大リスク

病院でうつなどと診断された場合、
健康上相当なリスクを抱えているとみなされます。

これがどういったことに影響するかというと、
医療保険や住宅ローンなどがほぼ通らなくなります。
完治、通院終了から約5年は立たないと、
上記のような健康上の信用をもとに得られる商品はNGになります。

たとえ軽い気持ちで、軽めのうつだと診断されても、
想像以上に重く健康上の信用を失うことになります。

これは、家庭持ち30代前後のビジネスマンには最も大きなリスクです。

もちろん本当にうつであればそれ以上に大変なわけですが、
私が訴えたいのは、軽い気持ちでいくのは危険ですよということです。

病院でなくても行政やNPOのカウンセラーなど相談する窓口はたくさんあります。
まずはそういった所に相談するのも一つも方法です。
苦しい状態の方はなかなか視野がせまくなりがちですので、
みなさんも周囲に困った方がいれば、そういったアドバイスをしてみてはいかがでしょうか。

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