朝活とは?
働き方改革が各企業で進む中、「朝活」なるものがスポットを浴びています。
「朝活」とは、会社の始業開始時間より早く出社し、仕事をするなど、早朝の時間を有効活用することです。
また、それと同時に退社時間を早めて夕方以降の時間を有効に使うことも含めた言葉でもあります。
このような「朝活」スタイルの源流は欧米諸国です。
欧米諸国では「夕食は家族揃ってとる」ことを重視している国柄が多く、
その分朝は早めに仕事をして、帰りは必ず家族の夕食に合わせて帰宅するというスタイルが主流です。
ちなみにただただ朝早く出勤して、帰る時間が変わらなければそれは単に超勤時間が増えているだけで、
それは少し趣旨とずれてしまいます。
朝活のメリット
では、朝活をするメリットとはどんなものがあるでしょうか。
仕事をする上でしたら、大きくは以下の2つが考えられます。
- 生産性の向上
- 長時間労働の抑制
生産性の向上についてですが、
朝は職場に人が少なく、電話などの割り込みも少ないため集中して作業ができるため、生産性が向上すると考えられます。
長時間労働の抑制についてですが、
夜型の場合、残業時間が際限が無く、だらだらと残業してしまいがちですが、
超勤時間朝に持ってくることで時間を限定して超勤時間を管理できるため、長時間度労働の抑制につながります。
また、朝活は仕事に関することだけではありません。
運動や読書、自己啓発など、自分の好きなことに対しても有効に使えます。
もちろん、これらは夜でも可能なことですが、
朝の決まった時間に起きることで、だらだらとせず、集中して継続的に行動することができます。
夜型人間が朝活をする方法
実は私も完全な夜型人間でした。
次の日仕事でも深夜2時、3時まで起きてスマホをいじっていて、
次の日起きるのが辛くて、ギリギリに起きて後悔して…を繰り返していました。
ですが今では朝活をすることによって、始業前の時間を有効活用できています。
果たしてどうやって夜型人間が朝活をできるようになったか?
私がやったことは朝にちょっとしたモチベーションの上がるイベントを持ってくることです。
例えば、
ちょっと良い朝ご飯を食べる。
朝起きてすぐゲームをする。
といった、くだらないことですが、本人にとってはモチベーションが上がることを朝に持ってきます。
寝起きは辛いものです。
寝起きにやりたいことは「寝たい」という思いしか出てこないこともあります。
それでもひと踏ん張りしてやりたいなと思うことを朝のイベントに持ってきましょう。
そして、それが出来たら早寝です。
まず早寝という方もいますが、実際には早起き→早寝の順でないと中々習慣化しません。
夜型が習慣になっている人はいくら早寝をしても、その時間には眠くならないのです。
ですが、明らかな早寝をすると、睡眠時間が足りず、さすがに眠くなります。
こうして早起き→早寝のリズムが作られていくのです。
また、土日や休日の遅起きは厳禁です。
せっかく平日でリズムを作っても、一度遅起きをしてしまうとリズムが一気に狂ってしまいます。
寝すぎ自体も危ういですが、それでもたくさん寝たいという方は土日こそもっと早寝をすることをお勧めします。
まとめ
夜型人間が早寝早起きをすることは決して簡単なことではありません。
ですが、朝活はその困難を乗り越えてでもメリットがあると思います。
自分には無理だ…と思わず、まずははじめの一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか?